名月荘

【名月荘】
山形・かみのやま温泉/旅行日:2004年3月

(5つ星が満点)
 
お部屋は?
お風呂は?
お食事は?
雰囲気は?
再訪問は?

お部屋について   お風呂について   お料理について

お宿CLIP  
  【名月荘CLIP】
名月荘は、オーナーがバリのホテルに感銘を受け、日本旅館の風格と融合させた、どことなくエスニックな雰囲気が漂う旅館。部屋ごとにインテリアやタイプが違う。
〒999-3242 山形県上山市葉山5-50
泉質:ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉

お部屋について

エントランス



名月荘は、全20室の旅館です。
オーナーが、バリのアマンダリに感銘を受けて、和の旅館とバリのリゾートホテルの長所を融合させたそうです。ロビーのインテリアや売店など、ところどころにエスニックな雰囲気が漂っています。

  名月荘-エントランス

名月荘-談話室
談話室
  名月荘にチェックインしてまず思ったこと…「公共のスペースでくつろいでいる宿泊客が多いなあ…」ということです。
名月荘には、公共のくつろぎスペースがたくさんあります。
大浴場を出たところにある「お休み処」で玉こんにゃくやドリンクのサービスがあったり、「読書スペース」があったり、離れに「談話室」があったりします。そういったスペースでくつろいでいる人が多いのです。これにはびっくりしました。今まで泊まった小規模旅館では、これほどほかの宿泊客を見かけることはなかったので。
私はほかの宿泊客と一緒になるのがあまり好きではないし、チェックインも遅めだったので、どこも利用しませんでした。…談話室でふるまわれている玉こんにゃくと生オレンジを搾ったジュース飲みたかった〜…このサービスは夕食前までのようです。
名月荘-読書スペース
読書スペース
 
吹雪だったので出ませんでしたが、外には、入り口のところに東屋があったり、談話室・ガーデンなど見どころが多いので、楽しめると思います。
名月荘では、満月の日に「ムーンライトコンサート」なる音楽会が開かれます(別料金)。チェックアウトした日がちょうど「ムーンライトコンサート」の日だったので、従業員のみなさんがかなりあわただしい雰囲気だったなあ。

名月荘-霞の部屋プレート今回はびゅうの商品でいったので、部屋指定できませんでしたが、宿泊したのは「霞」という客室+ダイニング+テラスのお部屋です。
部屋によっては専用温泉が付いているところもあるので、次回は是非そこに泊まりたい。
全ての部屋のタイプ・インテリアが違うので、またいきたいと思わせる要因の一つになっています

名月荘-霞の部屋のテラス 霞の部屋のテラス

お風呂について
大浴場  男女各1箇所
露天風呂 男女各1箇所
家族風呂 1箇所(無料)


名月荘の大浴場でびっくりしたこと…シャンプーとリンスが3種類ずつあって、自分でセレクトできる!これは女性にはとても嬉しいサービスです。
ただ、従業員の方に聞いたら女性大浴場だけのサービスだそうです。男性はシャンプーなどにはあまりこだわらないでしょうから、関係ないのかな。でも、洗ったら髪がつるつるになりましたよ。
バスタオル・普通のタオルは大浴場に置いてあるので、部屋から持っていかずにすみます。

名月荘-家族風呂名月荘では、家族風呂(右の写真)予約は不要です。あいていれば入れます。入浴する時には、入口の札をひっくり返して「入浴中」にするシステム。
ただ、なかなかあいていません。ホントに入ってるの?…といいたくなるくらいず〜っと「入浴中」です。
チェックインした夜にはあいていなかったので、翌朝「少し見張ってるか…」と思い、談話室のいすに座ったら、ちょうど前に入っていた人が出てきました。らっきー♪
予約不要の貸切風呂は、気軽に利用できてホントにありがたいんですけど、「こんなにあいてないと予約制も必要かなあ…」などと都合のいいことを考えてしまいます。

お料理について
名月荘-夕食(前菜)名月荘ではメインが2品から選べます。「米沢牛のステーキ」か「焼き蟹」。これらはシーズンによって変わるそうです。
朝食は「洋食」「和食」から選べます。洋食の場合、卵を「オムレツ」「目玉焼き」「ゆで卵」からセレクト。
朝食は、お部屋のダイニングに用意されます。部屋に敷かれた布団はそのままで、食べた後ものんびりできるという心遣い。希望すればテラスに用意してくれたりもするそうです。
夕食も、お部屋とダイニングどちらでとるか選ばせてもらえました。ダイニングにもテレビがありますが、古くて小さい型なので、テレビを見ながらお食事する型は、お部屋の方がいいと思われます(お部屋は液晶テレビ)。

名月荘-ワインセラー 名月荘-ワインセラー記入用 名月荘にはワインセラーがあり、日本酒やワインをセレクトすることができます。
左下の写真にある用紙に、気に入った銘柄を記入してフロントへ持っていきます。すると夕食の時それが食卓に乗るというシステム。
ワインと日本酒両方選んだんですが、ワインだけで足りてしまい、日本酒は飲みませんでした。でも開封前だったので、料金はつきませんでした(よかったです)。
同じ日本酒がかみのやま駅「カミン(ショッピングセンター)」の酒屋にあったんですが、料金はそこで買うより少し高めのようです。まあ、名月荘に限ったことではなく、どこの旅館でもそうですね。

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