【温泉山荘 だいこんの花】 宮城・遠刈田温泉/旅行日:2005年2月 |
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【温泉山荘 だいこんの花CLIP】 温泉山荘 だいこんの花は、宮城県のホテルチェーン「一の坊」グループが遠刈田温泉に、2003年11月にオープンさせた旅館。全室離れ形式で、温泉は大浴場・貸切風呂・部屋付き露天風呂とも全て掛け流し。 〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉 泉質:炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 |
従業員は若い人ばかり。はきはきとして気持ちいいです。 従業員が部屋に入るのは、チェックイン時の案内の時のみ。そのあと何か注文しても(例えば「ビールを持ってきてください」とか)部屋の入口まで持ってくるだけです。食事の時間の連絡もありません。自分の時間をゆったり過ごしてほしいという心遣いなのでしょう。 だからといって、サービスが劣るということはまったくありません。次の日に「樹氷ツアー」に参加すると案内してくれた人に話したら、翌朝の催行確認までしてくれました。送り迎えの時など、接客態度もとても親切で感じがよく、好感がもてます。 それと、ビックリしたのが、冷蔵庫の中身は無料ということ! それぞれ200〜300mlサイズと小さめですが、ミネラルウォーター2本・烏龍茶1本・緑茶1本・ポカリスエット1本。それと「アルコールはお飲みになりますか?」と聞かれて「飲みます!」と答えたら「小さいですが」といって250mlビールを3本持ってきてくれました。以上が全て無料。 もちろん追加のビールなどは有料になります。…でもそれほど暴利じゃなかったですよ(350mlビール〔アサヒ〕1本280円・消費税サービス料別)。 おつまみになるようなものは、小魚アーモンドくらい。ほんの少ししかありません。売店にもありません。「酒とつまみ〜」と思う方はご用意を。
このように離れが点在しています。渡り廊下がとても多いので、部屋の外には暖かい格好をして出ましょう。 ロビーには、最近のおこもり系旅館の必須アイテム「図書室」があります。DVDソフトも置いてあります(部屋でDVDが見れるように)。ただ、種類はあまり多いわけではないので、自分で好みのものを持っていった方がよさそうです。 「小とりサロン」に行けば、コーヒーのサービスが。アロマエステ(別料金・予約制)もありますが、人気のようで、フロントの人が「もうどの時間もいっぱいです」と断っていました。 部屋付きトイレは、このところ私の必須条件になりつつある、ウォシュレットです。「オート洗浄」機能付き。 宴会や子供連れは宿泊不可です。 |
大浴場 男女各1箇所(24時間) 露天風呂 男女各1箇所(24時間) 貸切風呂 4ヶ所(予約なし・空いていれば入れる/夜24時〜朝6時まで使用不可) 専用露天 12室
貸切風呂は2ヶ所しか入れませんでした。…といっても、常に「使用中」だったわけではありません。全部使用中だったのは、チェックイン直後くらい。あとはどこかしらは入れる状態でした。でも、貸切風呂4ヶ所と大浴場、それに部屋露天まで堪能するには、やはり1泊2日ではあわただしいです。2泊くらいしてのんびりしたいなぁ。 今回利用したのは、写真の上2つ「雪待ち」と「星の林」でした。2つずつ隣り合ったようなつくりになっています。 宿泊棟の中にある「朝かぜ」「星の林」は脱衣所・鍵付き。より奥まった方にある「雪待ち」「通り雨」は脱衣所・鍵なしで、入浴時に竹の柵で通せんぼ「使用中」にして入ります。 隣り合っている2つは同じつくりなのかと思ったら、違いました。やっぱり2泊して全部堪能したい!
大浴場「ぎんやんま」。ここには、バスタオル・ハンドタオルがおいてあります。 露天風呂では環境保護のため石けん・シャンプーを使用することはできません(部屋露天でも)。体を洗いたいときは、ここか、お部屋にあるシャワーブースで洗います。シャンプー・リンス・ボディーソープは、だいこんの花オリジナルボトルに詰め替えられていて銘柄がわからないんですが、髪がつるつるになりました。 |
温泉山荘 だいこんの花では、お食事は朝・夕とも「ダイニング
コの字」でいただきます。 チェックイン時に、食事の時間をきかれるので、その時間になったら「ダイニング コの字」へ。「お時間です」コールはかかってきません。 「ダイニング コの字」の中は全て、区切られた個室ブースになっています。そこに1品ずつできたてを運んでくれる仕組み。 これにメニュー外として、ナマの白菜・キュウリ・ニンジン・ラディッシュなどと自家製味噌が出てきました。 使われている野菜は、自家製の畑で採れたもの。 温泉山荘 だいこんの花では、野菜がメインです。動物性のものは、ホントに少ししか出てきません。動物性蛋白質を求める方は、昼食などでみっっっちり食べてきましょう。 でも、野菜は取れたてで新鮮だし、どの料理も工夫を凝らして美しくおいしくつくられています。品数が多いのでボリュームもあります。まさにここ・温泉山荘 だいこんの花でしか食べられない料理が味わえます。 「デザートのゆずシャーベットが苦手だ」という話をちょろっとしたら、イチゴの生クリーム添えと交換してくれました。ありがとうございましたっm(__)m 夜10時から11時の間「小とりサロン」で夜食がふるまわれます。この日はふかしたサツマイモとゆで卵。サツマイモ、甘〜〜くておいしかった〜!
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