- 利用日
- 2006年9月
- 泉質
- -
- ひとこと
- 2009年現在は閉館したそうです
お宿向山は2002年5月にオープンした比較的新しい旅館です。
HPにあった「TBS王様のブランチにて、「料理の美味しい旅館No.1」に選んでいただきました。」という見出しに高まる期待♪
入り口から庭を通って玄関へ到着。登山鉄道の強羅駅から歩いて10~12分ほどですが、勾配のきつい坂を通らなければならないので、体力に自信のない人はタクシーか、ケーブルカーの公園上駅から歩いた方が無難です。
ランチは予約制。
フロントで受付をすませて、すぐ横にある食堂へ通されます。このときは時間が早かったのでまだ私たちだけの貸し切り状態。
今回は、ランチAコース(2,940円)
前菜・スープ・魚料理又は肉料理・季節の御飯・デザートのメニュー。 Bコース(3,990円)だと、メインの肉と魚料理の両方を味わうことができます。
HPにあった「和洋懐石料理コース」は受付していないようでした。
食堂からは庭が一面に見渡せます。食堂側にせりだした紅葉があって、色づく頃にはきれいだろうなー…ほんとに見事な景色だろうなと思います。
料理は…「料理の美味しい旅館No.1」を期待していくと間違いかな? ボリュームがあって、素材もよく美味しいのですが、高級フレンチではなく……うーん、ご家庭のフランス料理っぽい? なんというか、こった感じがないというか。でも、普通においしいし、価格からして大満足だと思います。
そしてお風呂。
ランチとお風呂、どちらを先にするか選べますが、ランチの受付が13:00までなので、ランチを先に済ませた方がのんびりできるかと思います。
お湯は大湧谷の源泉。酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉です。入浴後はしっかり硫黄臭がします。美肌の湯・傷にもきくそうです。(美肌は、思ったよりつるつるにはならなかったなぁ…)
内湯と露天が男女各1つずつ。小規模旅館の割に、洗い場の数も多く、使いやすい作りだと思います。小さいながら庭を眺めながら入る白濁露天風呂はサイコーです。
バスタオルと普通のタオルは、浴場に備え付けのものを使います。入浴料に込みです。ただ、休憩施設がないのが日帰りにはちょっと不便。箱根湯本と違って、強羅の先あたりまで日帰りにくるお客はそれほど多くないのか? 穴場かもしれません。